20140601

5つ数えれば君の夢

「5つ数えれば君の夢」を観た。観終わった後しばらく言葉にならないため息ばかり出ました(よい意味の)友達と二人でずっと「あぁ~」「あぁ…」「うわー!」という会話のキャッチボール…なんて言ったらいいのかわからない感情が溢れ出て止まらなかった。
どう言葉にすればいいのかわからないので支離滅裂な文章を残すだけになってしまうけど、今年入ってからは続けていることなので書きます。感想未満のメモ





うー、まずどこから書き始めればいいのかわからないけれどとにかく三年間しかない高校生活って濃いな、濃かったんだな!と思った。良くも悪くも囲われているからこそ出てくる感情とかたくさんあるし、それを久しぶりに画として見たのでう、うわぁ…ってなりました。登場人物に共感はあまりなかったけれど、でも同じように高校生を三年やったことがある人間が見たらきっとうわぁ…ってなるんじゃないかと思う。

都が宇佐美に行き過ぎた感情を押しつけてしまったのは、女子校という空間が余計にそうさせてしまっていたのかもしれないけど、でもきっと卒業したらあそこまでの強い思いは案外あっさり消えてしまうんじゃないかなぁと思う。
「宇佐美が一番かわいいよ」のところが個人的には一番キューっと胸にきた。でも宇佐美ガールズの中で宇佐美飛び抜け過ぎていたな。グループだったらもう一人くらい化粧濃い子いそうだけど

5人の中ではさくがすごく好きでした。登場人物の中では一番普通というか、いそうな感じがした。花屋のお兄さんに恋している姿も、周りとうまくやろうとするところも、本当はりこのことをすごく好きなところも通してかわいかった。未夢ちゃん本当によかったなー!
最後の語りも声がすごくよかった。全体的に難しい言い回しが多かったので正直台詞はしっかり覚えていないのですが「美しいあなたでいてね」という言葉はしっかり頭に入ってきました。好き

なんとなくだけど一番難しそうだなと思った役は委員長です。お兄さんとの長回しシーンの台詞は巻き戻してもう一度聞きたい。きっと漫画だとそこまで抵抗なく受け容れられると思うんだけど、あの台詞を三次元で演るのはなかなか大変なのでは…と思ってしまいました。くり返し読み返してしまうページ、があのシーンです。

りこは本当になにをやっても絵になっていた。りこというか新井ひとみ自身というか、とにかくそこにいるだけで目を奪われる存在感すごい!体育館で大胆に踊る姿も一人でプールをずんずん歩いていくところも苦しくなるくらい美しかった。あの子に「私をみていてよ」って言われるのはとんでもない名誉な気さえする。にしてもモダンダンス本当すごかった…DVD早く…

現実と幻想が入り混じっているような不思議な映画でした。リアルなんだけど夢みたいな感じ。でもエンドロールで本物の現実が現れたような気がした。物語とつながっているのか、物語の登場人物から東京女子流に戻ったのか、どっちなんだろう。
でもあのエンドロールはたまらなく好き、かわいいしかなかった。制服できゃっきゃしている女の子かわいすぎる。最高!





余談。帰り際友達が「いまならこのアーケードの端から端まで全力速力で走れる」と言っていたけど本当にその気持ちがよくわかりました。終電まで「あぁー」「あぁ…」「うわー!」な会話を延々していた。感情で会話とはこのことか…!というより単に説明できなかっただけかもしれない。語彙力を養おう

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